株式会社仙福南陽堂

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日々の修復・表装事例

2024.05.24

古書・画修復

古額仕立て直し「和敬清寂」

岐阜県のお客様からのご依頼です
昔の欄間額や扁額と呼ばれる和額には表面に保護のための硝子などは入ってません。
昔からの伝統と、かける場所の性質上、硝子が入っていると危険をともない、かつ重量が大変なことになってしまからだと思います。

 

 

 

 

 

現代はアクリルガラスという軽くてほぼ割れない素晴らしいのもがありますので、新しくお仕立てする分にはほぼアクリルガラスを入れさせていただいてます。
美術用アクリルガラスを使用しておりますので
作品保護の観点からも入れないものという考えは空の彼方へ追いやってくださいね!

 

 

 

 

本紙を額からはがし修理修復したものになります
ほとんど目立たなくなりました。

 

 

 

 

#和敬清寂
わけいせいじゃくと読むのですが
茶道の心得を示す標語であり禅語でもあります。
茶祖とされる村田珠光(ジュコウ)が一休宗純(あのトンチの一休さ〜んです)に受けた教えに由来し、後に茶道を大成した千利休によって茶道の根本精神を示すものとされました。

 

 

茶道では
主人と賓客がお互いに心を和らげ謹み敬い、茶室のお道具や空気感を清浄な状態に保つこと
「和」「敬」「清」「寂」を表す「四」として重要視されています。
「和」「敬」は共に主客の心得を、「清」「寂」は茶室・茶器・茶庭などに関する心得を表します。

 

 

禅語は
和らいで落ち着いた心で接しお互いに敬うこと
お互いに認め合うことを意味します。

 

 

 

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